セミナー内容

日時:
第1回: 令和2年7月15日(水) 15:00-17:00 (希望者は18:00までオンライン座談会)
第2回: 令和2年7月29日(水) 15:00-17:00 (希望者は18:00までオンライン座談会)
※第2回の内容は、第1回の内容を踏まえたものです。
第1回にご参加いただけない方は後日公開する教材で自習していただいた上で第2回に臨んでいただくようお願いします。
背景と目的: 東京都が開設した新型コロナ感染症対策サイト(https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/ )では、慎重に選択されたデータを用いて、洗練されたデザインのグラフとインタラクティブな操作を可能にしました。それによって、多くの人が感染状況の現状を正しく認識し、必要な支援策を探すなどコロナ禍での行動に役立てられていることは記憶に新しいと思います。
あなたが、こうしたサイトを開設して住民に情報発信などサービス提供を行いたいと考えたとき、そのための便利なツールを知りたくなるでしょう。ただ、現状の執務環境でこうしたツールを扱える状態にないことにも、すぐに気が付くでしょう。帳票やエクセルに単に入力されただけであったり、紙のレポートの中から必要なデータを探しているといった状況から、適切にデータを運用していくためには、多くの時間と労力が必要であると思います。
また、データを扱って様々なことを明らかにし、その気づきによって何か意思決定をすること全般を、「データ可視化のプロセス」と言いますが、今後行政により求められるデータを使った業務は、その目的を考えること、つまり業務の進捗やその効果を把握する、あるいは政策立案の基礎となる仮説を検討するため等、さまざまな目的やそれを使う局面も考える必要があります。
行政の世界においては、このようなデータをうまく運用するツールはまだまだ不足しています。今回からのシリーズでお届けするハンズオンでは、その取っ掛かりとして、BIツール(ビジネスインテリジェンスツール)の扱い方を学ぶところから取り組もうとするものです。
概要: まず最初は、Power BIを取り上げます。これはマイクロソフト社が提供するBIツールの総称であり、本セミナーでは無償で利用可能なPower BI Desktopについて学びます。Power BI で一度もレポートを作成したことがない方、または何度か作成したことはあるがイマイチよくわからず、一度通しでやってみたい方へ、基本を押さえながら、レポートを作成するところまでをハンズオンで学びます。セミナーでは自治体における活用事例もご紹介します。
セミナー講師: 清水 優吾 (Yugo Shimizu) 様
株式会社セカンドファクトリー CTO
Microsoft MVP for Data Platform (2017.02 -)
Twitter: https://twitter.com/yugoes1021
Facebook: https://www.facebook.com/yugoes1021
LinkedIn: https://www.linkedin.com/in/yugoes1021/
第1回セミナーのスケジュール(予定)
14:50 – 15:00 待機時間(製品紹介など)
15:00 – 15:05 Code for Japanからの企画説明
15:05 – 15:15 さいたま市様 事例紹介 「Power BIを使ってさいたま市がやったことと、これからやろうとしていること」
15:15 – 15:30 質疑応答
15:30 – 16:50 体験型セミナー (休憩含む)
16:50 – 16:55 データ可視化の注意点
16:55 – 17:00 次回予告・クロージング
17:00 – 18:00 オンライン座談会(任意)
さいたま市様 セッション概要
さいたま市は昨年、行政データ分析・可視化ツールとしてPowerBIの導入を決めました。今年春には、PowerBIを活用した新型コロナウィルス感染症に関する情報発信を、全体システムの構築に先駆けて実施しています。 今回の事例紹介は短い時間ですが、PowerBIの導入経緯や、PowerBIを使った情報発信で工夫したこと、将来的にやろうとしていることをお話ししたいと思います。
登壇者氏名・自己紹介
勝山 修平 様
さいたま市都市戦略本部情報政策部統計情報担当 主査 国民健康保険→(大学院派遣)→自転車政策→現職場2年目です。非エンジニアでコードは書けず、統計学は大学院で無理やりかじった程度です。役所の役に立つデータ分析とは何かを毎日考えています。
注意事項: 本セミナーにご参加いただくためには、以下の準備が必要です。
1. Windows 10がインストールされた端末
(MacやLinuxでもzoomでの視聴は可能ですが、Power BIのハンズオンは体験いただけません)
2. Power BI Desktopを各自でインストール
(https://www.microsoft.com/ja-JP/download/details.aspx?id=58494 )
※業務用端末などへのインストールは、情報システム部門のポリシーで制限されている場合があります。詳細については自所属の情報部門にご確認ください。また、どう調べてもインストールができない場合は、本ページ下部のメールにご連絡ください。
2020/07/13 UPDATED
セミナー中に自習用の教材をダウンロードしていただくため、セミナー中はPower BI Desktopをインストールした端末はインターネット(できればWiFi)に接続しておいてください。
推奨事項: Microsoft Learn の Power BI の項目をできるだけ自習しておくとセミナーの理解が深まります。
例 「Power BI で何ができるかを調べる」など
参加方法: セミナーの参加費は無料です。下記のボタンから申し込みフォームをご記入ください。参加希望者に後日zoomのURLをお送り致します。zoomで参加ができない方向けにYouTube Liveでの配信URLもご案内しますが、YouTube Liveでは講師への質問ができませんのでご了承ください。
また、セミナー受講に際して、スマートフォンでセミナーを聴きながら、PCで作業するスタイルを推奨させていただいております。
第2回セミナーについては、後日お申し込みページを公開させていただきます。
上記の申し込みフォームはgoogle formsを利用しています。フォームを開けない場合は、タイトルに「Power BI参加申し込み」として所属、氏名を以下のメールアドレスまでお送りください。
sunagawa◆code4japan.org (◆を@に変更してください)
参加にあたってはCode for JapanのプライバシーポリシーとCode of Conductをご確認ください。